◆3月・弥生(やよい)。「弥」は、いよいよ、ますます という意味で、「弥生」は、植物がいよいよ生い茂るという意味になります。 弥生は、夢見月という異称もあるようです。
★★3月3日は桃の節句、ひな祭りですね。女の子のお祭りです。
もともと古代中国の行事が日本に伝わり、「ながし雛」となり、その後「ひいな遊び」とむすびついて 「ひな祭り」になったといわれます。
一般的に親類や友達を招き、ひな壇を飾ってお祝いします。
ひなあられ、白酒、桃の花などをそなえ、ちらしずしやハマグリのお吸い物をご馳走する慣わしです。
雛人形は1〜2週間まえの吉日に飾りましょう。
「一夜飾り」は縁起が悪いとされるので、前日に飾るのはやめましょう。
◆雛人形のしまい方
羽はたきでほこりをはらい、人形の顔にティッシュをまいて、傷と汚れを防ぎます。 きつく巻くと髪が乱れるので、細長くおったティッシュを顔に当て、頭の後ろでかるく結ぶようします。 防虫剤や湿気剤は、人形に直接触れないように、和紙などに包んで離して入れましょう。
◆ハマグリのうしお汁
(材料4人分)
・ハマグリ〜8個 ・こんぶ〜5cm ・水〜6カップ ・酒〜大さじ2
・塩〜少々 ・しょう油〜少々 ・三つ葉〜適量
(作り方)
・ハマグリは砂だしし、貝殻のぬめりが取れるまで、ふきんなどでこすります。
・鍋に 昆布 はまぐり 水を入れ中火にかける。煮立ったら、弱火にする。
・ハマグリの口が開いたら、昆布を取り出し、アクをとる。
・酒、塩であじをととのえ、火を止める。しょう油少々で香り付けをし、おわんに持って三つ葉を添える。
※ハマグリは火を通しすぎるとかたくなるので注意。「うしお汁」とは、素材からでる だしをいかした すまし汁という意味。
◆お彼岸(18日〜)は、春と秋 2回あります。
春彼岸は、春分を中日に前後3日 計7日あります。
彼岸入り前日に 仏壇を掃除し、お彼岸中にお墓参りに行きましょう。
「ぼたもち」と「おはぎ」どちらも彼岸に欠かせない和菓子です。
材料も作り方も見た目も、変わりません。
春彼岸のお供えは「牡丹餅(ぼたもち)」、
秋彼岸のお供えは「お萩(おはぎ)」と、季節の花になぞらえ、
名前だけが変わりました。
◆ホワイトデー(14日)は、バレンタインデーに女性からチョコを贈られた男性が、
お返しにキャンディを贈る日です。
日本独自のイベントで、由来として最も有名なのは、
キャンディ業界のキャンペーンという説です。
最近ではお菓子のほか、アクセサリーや花束など、お返しも幅広くなってきました。