母の日・父の日

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母の日・父の日
五月の第二日曜日の母の日、六月の第三日曜日の父の日
日頃感謝の気持ちを伝える日です。
由来や贈る花の意味などをご紹介しています。

☆母の日☆

はじまりは1908年のアメリカからです。
アメリカのメソジスト教会の信者のアンナ・ジャービスという少女が、
教会の教師をしていた母の命日に亡き母を偲ぶ会を催して、
白いカーネーションの花を教会にたむけ、信者の人々に分けたのが
はじまりとされています。

その後、1914年にウィルソン大統領の提唱で、
アメリカ議会の決を得て、5月の第二日曜日を母の日と定めて
母の恩に感謝して、カーネーションを贈るようになったそうです。

日本では、教会の働きかけなどもあり、昭和24年(1949年)頃から
年中行事として、一般に定着しました。

子供が胸にカーネーションをつけたり、母親に贈ったりして
母の愛に感謝したということです。

最近は定番のカーネーションだけではなく、品物を贈ったりする事も
多いようです。
☆父の日☆
はじまりは、南北戦争で復員したアメリカ兵のスマートの
帰りを待ちつつ、過労のために亡くなってしまった妻にかわり、
スマートは6人の子供を男手ひとつで立派に育てました。

その子供たちの中のひとりが、父に感謝をこめてパーティーを
開いたのがはじまりです。

1972年にニクソン大統領によって、祝日に決定されました。
日本で一般的な行事として認められるようになったのは、
昭和28年(1953年)ということです。

カーネーションが母の日のシンボルであることに対して、
父の日のシンボルは白いバラの花とされています。
今では、父親の好みなどを考えて、衣服や手帳などの品物で
贈るかたも多いようです。




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