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ローマ帝国時代に、皇帝クラディウス2世は、愛する妻を故郷に残して
戦いに行く兵士がいると、戦いの妨げになると兵士の結婚を禁じました。
キリスト教の司教だった聖バレンタインは、多くの兵士の結婚を祝福し許していました。
このことが皇帝の知るところとなり、捕らえられて処刑されてしまいました。
その日が西暦269年2月14日でした。
その後、恋人達が聖バレンタインの命日に追悼の気持ちを込めて、
プレゼントを贈り合うようになったと言うことです。
次の日の2月15日は古代ローマの豊年を祈願する祭りのルペルカリア祭の始まる日でした。
祭りの前日に若い娘たちが自分の名前を紙に書いた札を壷に入れ、
翌日若い男たちは壷から札を1枚ひいて、そこにある名前の娘と祭りの間、
パートナーとして一緒に過ごすことが定められていました。
そして、お互いに気に入り結婚したカップルもいたということで、
それが起源になったという説もあります。
14世紀には、キリスト教で愛の日とされていたそうです。
日本では女性から男性にチョコレートを渡すというイメージが強いですが、
欧米では、大切な人に愛を告白する日となっているところもあるようです。
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