★★

受賞・叙勲のお祝いマナー

日ごろから親しくお付き合いしている方の受賞(受章)の知らせを聞いたら、すぐにお祝いに駆けつけてください。 その場合、どんな賞なのか内容を把握してお祝いの言葉を贈りましょう。

しかし、それほど親しくないようでしたら、受賞者は、受賞直後だと何かとあわただしいと思いますので、祝電や贈り物にメッセージを添えて気持ちを伝えるくらいにしておきましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆贈り物

すぐにお祝いに行くときは、お祝いの品としてお酒類、祝い魚、花束や鉢植え、果物などがいいでしょう。

・祝賀パーティー=お祝いの席に招待されたら、お祝い金を包みます。

・表書き=「受賞祝」「祝受賞」など

●「祝御受章」叙勲を受けた人へは「受賞」ではなく、「受章」。

●「寿」は受賞した人全般につかえる。

・水引=紅白 蝶結び のし有り

・金額=1万円〜3万円  ただし、会費制の場合 会費がお祝い金となります。

    蝶結び(花結び)  

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆お返し

いただいた金額の半額程度の品物や、受賞(受章)の記念品などを返します。表書きは「内祝い」とします。 お礼状も出しましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

※学問において、あるいは文化などの領域で功労のあった人に与えられるのが褒賞(ほうしょう)で、 国家および社会にたいする功労者を表彰するのが勲章である。

●褒賞

人命救助の功績者には紅綬褒章(こうじゅほうしょう)、学問、芸術の面での功績者には、紫綬褒章(しじゅほうしょう)が与えられる。

●勲章

科学、学術、芸術の発展への功労者には、文化勲章が与えられる。また、菊花賞は日本で最高の勲章である。

褒賞・勲章の種類

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

どんな場合でも、贈り物をいただいたらすぐにお礼を伝えましょう。 目上の人にはお礼の手紙、また親しい人や目下の人には電話や、ファックス、メールなどでもかまいません。 すぐに感謝の気持ちを伝えることが大切です。 お返しが必要な場合は、昔からいただいた額の半返しと言われますが、あまりこだわる必要はありません。 あくまで目安です。どの程度のお付き合いかにもよりますので。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜