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冠 マナー・祝儀袋(一般的祝い)

●・お祝いを贈る祝儀袋は、最近ピンクやみずいろなどのカラフルなものや、金銀をあしらった上包みや、松竹梅などの縁起物をあしらった豪華な水引などが多く見られるようになりました。 慶事も目的によって 水引の結び方が違いますので、覚えておきましょう。 祝儀袋の表書きは濃い墨ではっきり書きます。 正式には毛筆ですが、どうしても苦手な人は、黒のサインペンを使いましょう。 万年筆、ボールペンは無作法ですよ。

一般的な祝儀袋

小額  5000円以下 1万円前後
一般的なお祝い 水引は紅白の、蝶結び
ほどいてむすび直せるこから、何度繰り返してもよいお祝い事や御礼に使います。
印刷されたものは、略式と思ってください。
金銀の水引のものは、高額のお祝いを包む時に使います。

祝事と表書き

祝事 表書き 御祝金目安 贈る時期 お返し
出産祝 「御出産御祝」
「御安産御祝」
姓名ともに書く 5千円〜1万円 出産後 1週間から1ヶ月以内 表書きを「内祝」とし、子供の名前を入れ、いただいたお祝いの半額くらいの品を。
初節句
初誕生祝
「御祝」
「初節句御祝」
「初誕生御祝」
姓名ともに書く 3千円〜1万円 郵送は一週間前、手渡しは当日でもOK 。 表書きを「内祝」とし、節句にちなんだ菓子や赤飯、柏餅など。
七五三祝い 「御祝」
「祝七五三」
年齢別
3歳「賀御髪置」
5歳「賀御袴着」
7歳「賀御帯解」
姓名ともに書く 3千円〜1万円 10月中旬から11月15日まで 原則としてお返しは不要です。どうしてもというなら「内祝」として、千歳飴や赤飯を
入園/入学 「御祝」
「ご入園」
「ご入学」
「ご入学おめでとう」 
姓名ともに書く 5千円〜3万円 入園・入学の1週間前まで 礼状が一般的です。親しい人には、電話でお礼を。先方に同様のお祝い事があれば、お返しに御祝を。
卒業/就職/成人祝 御卒業」
「御就職」
「御成人」
「御祝」
姓名ともに書く 5千円〜3万円 卒業・就職は3月中に、成人式は、事前に。 礼状が一般的です。親しい人には、電話でお礼を。先方に同様のお祝い事があれば、お返しに御祝を。
新築/転居祝 「御新築祝」
「御新居御祝」
「御餞別」(転居)
姓名ともに書く 5千円〜1万円 新居披露当日/転居1〜2ヶ月以内 招待することがお返しとなります。品物の場合は、「内祝」「新築内祝」とし、御祝の半額くらいの記念品、食品を。
定年退職祝 「御引退記念」
「御祝」
「御餞別」
「御礼」
姓名ともに書く 1万円くらい 退職当日/退職後1〜2週間 基本的にお返しは不要。礼状が一般的です。特にお世話になった方や、職場からの御祝に、菓子折りを送ることもありますが、その時の表書きは、「御礼」「粗品」。
季節の挨拶 「御中元」
「御歳暮」
「御年賀」
姓のみ 2千円〜5千円 7月15日まで
12月20日まで
新年
お返しは不要。礼状が一般的。