産後の祝事は、子供の邪気をはらい、すこやかな成長と、幸せを祈るためのものです。 一番気をつけたいのは、赤ちゃんとお母さんの体調です。 せっかくの産後の祝事ですから、赤ちゃんとお母さんが疲れて体調をくずすことのないように 気を配ってあげましょう。

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お食べ初め祝

お食べ初め(百日の祝い)は、「この子が一生食べ物に困らないように」と言う願いをこめ、生後100日目頃にご飯を食べる真似をする儀式です。

母乳以外の食べ物を箸を使って与えることから箸初め、箸祝い、地域によっては百日(ももか)とも呼ばれています。

祝い膳は地域によって違いがありますが、最近では、お食い初めのお祝い後も使えるように、ベビー用食器を用意して、 この時期の赤ちゃんが食べられる果汁やスープを食べさせることが多いようです。

☆伝統的な祝い膳

男の子は朱塗りの膳、女の子は内側は朱塗り、外側は黒塗りの膳が正式。

一般的に母方の実家から贈られる。

一の膳、二の膳があり、一の膳には、握り飯、鯉か鯛などの焼き魚、梅干と小石をのせます。

二の膳には、白い餅を。

小石は歯固めの意味があり、氏神様の境内から拾ってきたものに子供の名前を書き、儀式の後 氏神様に納めます。

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どんな場合でも、贈り物をいただいたらすぐにお礼を伝えましょう。 目上の人にはお礼の手紙、また親しい人や目下の人には電話や、ファックス、メールなどでもかまいません。 すぐに感謝の気持ちを伝えることが大切です。 お返しが必要な場合は、昔からいただいた額の半返しと言われますが、あまりこだわる必要はありません。 あくまで目安です。どの程度のお付き合いかにもよりますので。

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