栄転は本来 昇格・昇進が約束された、めでたい転勤なのですが、降格転勤の場合は心配りが必要です。
栄転に見えても、実は左遷という場合もあるので、正式決定があるまでは、先走ったことはしないほうがいいです。
同じ職場の人の転勤は、一般的には、職場一同として、花束、お祝いの贈り物、餞別など会社の決まりに従ったほうが無難です。
目上の人へも餞別を贈って大丈夫です。
特に親しい同僚には個人的に餞別を贈ってもかまいません。
正式決定後1〜2週間以内に贈りましょう。
・表書き=「御栄転お祝」「御 祝」(栄転)「御餞別」(転勤)「贐」(栄転・転勤)
・金額=5千円から3万円
贈る人の名前は、目上の人を一番右にして全員の名前を書きます。書ききれないときは、代表者の名前を書き、その左に「外一同」と書きましょう。
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餞別のお返しは不要ですが、栄転で贈り物や餞別をいただいた場合、着任後のあいさつを兼ねて、お礼の言葉を添えた礼状を送ります。
個人的に餞別やお祝いをいただいた人には、赴任先の名産品をお返しとして送るのもいいのではないでしょうか。
その場合の表書きは「お礼」とします。
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どんな場合でも、贈り物をいただいたらすぐにお礼を伝えましょう。 目上の人にはお礼の手紙、また親しい人や目下の人には電話や、ファックス、メールなどでもかまいません。 すぐに感謝の気持ちを伝えることが大切です。 お返しが必要な場合は、昔からいただいた額の半返しと言われますが、あまりこだわる必要はありません。 あくまで目安です。どの程度のお付き合いかにもよりますので。
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