本来、祝宴のおみやげという意味だった引き出物ですが、現在では、結婚のお祝い返しの意味あいが強く、その風習もだんだん変わってきました。
結婚式の引き出物は地域、家柄によってさまざまです。
引出物の注文は出席人数が決まってからですので、招待状の返事が全部集まってからです。
披露宴に出席いていただいた方への感謝の気持ちをこめて贈るものですから、よく考えて選びたいものです。
ですが、金額や品数は?何が喜ばれるのか?ご夫婦で出席の場合は?など、何を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
引き出物の金額は飲食費の3割〜5割くらい、引き菓子を入れて、5千円〜1万円が一般的といわれます。
しかしこれは、あくまでも目安で、決まった基準はありません。
品数は奇数が良いと言われ、3点というのが平均で、記念品と引き菓子が多いようです。
最近は、年齢層や好みに合わせて数種類の引き出物を用意することもあるようです。
ご夫婦で出席の場合、招待状をご夫婦連盟で出される場合、引き出物も二人でひとつ、招待状を夫、妻それぞれに出す場合、引き出物もそれぞれひとつずつというのが一般的のようです。
ご予算に合わせて二人で相談を。
品物は、割れたり壊れたりするもの、地域によっては、刃物などは良くないと嫌われるようです。
多いのはやはり、シンプルで使いやすい実用品が中心。
最近は、自分で好きなものが選べるカタログギフトが人気のようです。
カタログギフトだと大きくて持って帰るのが大変ということもないし、それに好きなものが選べるっていうのがいいですよね。
ひとつ注意ですが、品物に間違いがないか、数はそろっているか確認しましょう。また、結婚式を挙げる式場以外に引き出物を注文する場合、持ち込み料を取られることがあるので、前もって確認しましょう。
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