本来は、男性から女性に帯、女性から男性に袴を婚約のしるしとして贈ったことが始まりで、これは結納品のひとつでした。
それが現代、結納金として贈られるようになったのです。
ですから、男性からの結納金を帯料、小袖料と呼び、女性からの結納金を袴料と呼びます。
この金額は、関東と関西でも違いますし、結婚する当人同士の考え方もあります。
結納金額で幸せが決まるわけでもありません。
それよりも、これから先の生活のことを考え、無理のない金額でいいのです。
結納金は無しということも、今の世の中ありますから。
常識として、結納金を贈られる側から「結納金は、○○○円ほしい」なんて絶対に言ってはだめ。
このしきたりは、大きく関東式と関西式があり、その内容、飾り方、交換の仕方なども違います。
また、それぞれの地域によっても、形式、しきたりが違います。
ですから、自分の常識がすべてに通ずると思ってはいけません。それぞれが暮らしてきた中に、それぞれのしきたり、マナーがあるのです。
相違点があれば、話し合いをして解決しましょう。
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※結納金に特に決まりはありません。二人がよければそれでいいのです。
●参考程度に見てください。 全国的な金額の相場は、50万、70万、100万で、2、4の数は嫌われるみたいです。 また、一部を婚約指輪に当てる場合もあるようです。 婿養子の場合も同じ。
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