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帯祝い、岩田帯

帯祝とは妊娠5ヶ月目の戌の日に、多産で安産である犬にあやかって「岩田帯」という腹帯を巻く習慣のこと。

「岩田帯」長さ2.5メートルの絹か木綿の帯です

しかし最近は、動きやすいガードルタイプや、コルセットタイプのものが良く利用されているようです。

腹帯は妊娠した母体を保温、保護し、胎児の位置を安定させる効果があります。

また、妊婦本人に母親となることを自覚させる為のものでもあります。

帯祝の儀式は最近では、身内だけで簡単に祝うことが多くなり、知人や会社関係でのお祝いのやり取りは、見られなくなりました。

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犬には、あの世とこの世の境界で行き来する 人の霊魂を守る役目があるという仏教の教えがあるそうです。 岩田帯は、斎肌帯(いはだおび)から変化した言葉で「斎」は「忌み」という意味。 その昔、出産はケガレと考えられ、腹帯を肌に着けて安産を願ったのだそうです。 帯祝が戌の日に行われるようになったのは、江戸時代ごろからだそうです。 妊婦の実家から腹帯、米や小豆を贈り、子宝に恵まれた夫婦立ち合いのもと、岩田帯を巻きます。 その後、家族や親しい人たちと赤飯などを食べてお祝いしました。

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どんな場合でも、贈り物をいただいたらすぐにお礼を伝えましょう。 目上の人にはお礼の手紙、また親しい人や目下の人には電話や、ファックス、メールなどでもかまいません。 すぐに感謝の気持ちを伝えることが大切です。 お返しが必要な場合は、昔からいただいた額の半返しと言われますが、あまりこだわる必要はありません。 あくまで目安です。どの程度のお付き合いかにもよりますので。

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